定期試験前の勉強法

早いもので都立高校入試まであと約1か月となりました。昭島数学館の中3生も追い込みとばかりに、みな真剣なまなざしで演習問題に取り組んでおります。絶対に落とせない基本問題はほぼクリアできているので、合否に差のつく「式による証明」「関数と図形」「相似と三平方」などの標準問題にじっくり時間をかけて考えるよう指導しております。

さて、都立高校入試はもちろんのこと私立推薦入試でも、内申点を少しでも上げることはとても重要になっております。普段の勉強に対する姿勢はもちろんですが、やはり定期試験でしっかり得点することが必要になります。定期試験勉強のやり方を考えてみましょう。

定期試験で得点できていない生徒に聞いてみると大概、試験の1週間くらい前から提出義務のある学校のワークを一通りやるだけ。しかも出来なかったり、間違えた問題は解答解説を赤ペンで書き写すだけ。これでは点数が取れるわけがありません。

当塾では、学校のワークはどの教科も学校の授業と同時進行で進めること。決してわからなかった問題をそのままにしないこと。解答解説を読んでも理解できない、納得できない問題は塾に持ってきて徹底的に質問すること。そして試験1週間前になったらもう一度解きなおし、試験直前にはできなかった問題だけでも再度解きなおすこと。このように指導しております。

ただ言うは易しで、これを生徒自身の意志だけで実行するのはなかなか難しいようです。ですので昭島数学館ではそこのところを全面的に全力でバックアップしています。結果、昨年1学期から2学期にかけて、内申を9教科で7もアップさせた生徒がいました。

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